本稿は、ヨーロッパ本社最前線での営業経験を通して、東洋古典の知恵がどのように現場の判断や交渉に役立つかを示す事例です。読者には、合理性だけでは突破できない壁を乗り越えるための思考のヒントを提供します。
「水のように生きる」――『老子』の上善如水という言葉が、私の海外営業人生を支えている。
私は現在、ヨーロッパ系外資企業の営業最前線に身を置いています。英語が飛び交い、数字と契約が全てを支配する、極めて論理的で合理性が求められる世界です。
一見すると、東洋の古典の知恵など無用に思えるかもしれません。
しかし、35年の投資経験と22年の外資営業を経て辿り着いた答えは、**「古典の思考こそ、合理性だけでは突破できない壁を超える力になる」**という事実でした。
目次
1. 合理性だけでは、壁を突破できない
ヨーロッパ系企業のビジネスは、非常に整った論理で構築されています。
しかし、現場で直面するのは常に、感情や利害を持つ「人間」です。
- 論理(ロゴス)だけでは動かない複雑な利害
- 突発的な市場変動やトラブル
- 文化・言語の壁に阻まれる交渉
そんな時、私を支えてくれたのは、中国古典の知恵でした。
例えば、こういう一節です:
「人挪活(人は場所を移せば活きる)」
停滞した状況を打破し、新たな活路を見出すための思考の軸がここにあります。
2. なぜ「上善如水」が最強の武器なのか
水は、どんな器に入れられても形を変える。争わず、最も低きへ流れ、時に岩をも穿つ力を持つ。
この**「しなやかさ」**こそ、グローバルという荒波と、変動の激しい投資の世界を生き抜くための、私の最強の武器です。
- TOEIC 975点という語学力
- 15年の禁酒で研ぎ澄まされた「静かなる軸」
- 変化の激しい現場でも冷静に判断できる経験
論理と感性を両輪として回すことで、複雑な交渉や難題にも柔軟かつ確実に対応できます。
3. このブログで伝えたい「3つのエッセンス」
私のキャリアと人生から導き出した、実践的な知恵を共有します:
- グローバル営業の実戦データ
22年の経験に基づいたキャリア構築と交渉のテクニック - 中国古典に学ぶ本質思考
迷いを断ち切り、判断をブレさせないための知恵 - 自己を最適化する習慣
投資・語学学習・禁酒など、人生の土台を整えるプロセス
論理と感性、数字と知恵――これらを両輪として回すことで、変化の激しい現代を軽やかに、そして力強く生き抜くヒントをお届けします。
玄水
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