本記事は、投資歴35年の経験をもとに、2026年最新版の新NISA制度で実践する「静かな積立戦略」を解説します。米国株式・全世界株式インデックスを中心に、ドルコスト平均法による淡々とした積立、インフレ・円安への備え、目先の株価に惑わされない長期資産形成法を具体的運用実績とともに紹介します。
2024年にスタートした新NISA制度は、まもなく満2年を迎えます。運用を続けている方は結果を振り返り、これから始める方は「実際のところ、どうなのか」と気になる時期ではないでしょうか。
私は投資歴35年の経験を経て、米国株式を中心としたインデックスファンドを毎日定額で淡々と積み立てる方法にたどり着きました。この方法こそ、40〜50代のビジネスパーソンが**壊れず、消耗せず、判断力を保ちながら資産を育てる「静かな生存戦略」**です。
2024〜2025年のNISA運用結果
私は現在、以下の3つのファンドを中心に運用しています。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
【運用実績(2025年12月25日現在)】
合計投資額に対し、+28.0% の運用益を達成しました。
過去2年間は、関税政策による株価の変動や地域紛争など、不安定な局面が続きました。しかし、米国株式を中心としたインデックス投資は、こうした環境こそ資産形成に有効であることを示してくれています。
投資歴35年の私が決めた「2026年の投資方針」
来年も私の投資方針は変わりません。貫くのは以下の3つです。
- 徹底した積立継続: ドルコスト平均法の力を信じ、淡々と買い続ける
- インフレに負けない資産: 世界規模のインフレーションに耐えうる株式インデックスへ投資
- 円安への備え: 外貨建て資産を基準とするインデックスファンドで資産の目減りを防ぐ
この方針は、市場の騒ぎに惑わされずに資産を長期で育てる「静かな生存戦略」です。
目先の数字に惑わされないための生存戦略
かつての私は、株価の上下に一喜一憂し、頻繁に売買を繰り返していました。その結果、投資人生の最初の33年間は損益ゼロ。時間と精神力を考えれば、実質的に大きなマイナスだったと言えます。
西洋には “A rolling stone gathers no moss”(転石苔を生ぜず) という諺があります。頻繁に動いていては、資産という苔は育たない――この教えは投資にそのまま当てはまります。私は今、NISA資産をじっくり長期で育てる決心をしています。
*円安時代にどう網を結ぶかはこちらの記事で詳しく解説しています:
「あの時やっておけば」を卒業する。円安の波に呑まれないための網の結び方
まとめ:静かに構えることが最良の戦略
NISAは非常に優れた制度です。そして、インデックスファンドの積立運用は、私たち個人投資家にとって最適解の一つ。
大切なのは、市場が騒がしい時こそ静かに構え、淡々と積み立てを続けること。2026年も、地に足をつけた運用で、判断力と資産を同時に守り抜きましょう。
玄水
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