「足し算」の人生を卒業する | 外資22年の私が「上善如水」の教えで見つけた本質

本記事は、外資系22年・投資35年の経験から「人生の豊かさは足し算ではなく引き算にある」と結論づけ、古典『菜根譚』の思想を現代のキャリア・投資・健康戦略に応用する実践的指針を示した内容です。


2025年も、今日で最後だ。
多くのビジネスマンが「もっとスキルを」「もっと資産を」と、強迫観念のように何かを積み上げようとしている。
かつての私も、まさにそうだった。

しかし、外資系企業で22年、投資の世界で35年を過ごした今、辿り着いた結論は真逆である。
人生を豊かにするのは、「足し算」ではなく**「引き算」**だ。

迷いの多い現代だからこそ、時代を超えた古典の知恵──
**「上善如水」**の思想が、キャリア・投資・健康における
「最短で、最善の選択」を教えてくれる。

今日は、私の生き方の指針となり、
迷いを静かに浄化してくれた一冊の古典を紹介したい。


目次

「上善如水」が教えてくれる、執着しない強さ

水は万物に利益を与えながら、争わず、
誰もが嫌がる低い場所へと流れていく。

この「水のような生き方」こそが、
外資という激動の環境で、私が壊れずに生き残るための武器だった。

  • 無駄なプライドを削ぎ落とす
  • 複雑すぎる投資手法を削ぎ落とす
  • 身体に毒な習慣を削ぎ落とす

本質以外を削ぎ落としたとき、
戦略は派手さを失う代わりに、静かで確実なものへと変わる。


古典を「現代の生存戦略」に変換するということ

今回紹介するのは、単なる古典の解説書ではない。
英語、投資、キャリア──
私たちが直面する極めて現実的な課題に対し、
どう「最短・最善」を選ぶかのヒントが詰まった一冊だ。

紹介したいのは、
**『菜根譚(さいこんたん)』**である。

「上善如水は老子の思想なのに、なぜ老子ではないのか」
そう感じた方もいるだろう。

確かに、老子や論語は東洋古典の根幹だ。
しかし正直に言えば、あまりに完成度が高すぎる。
現代を生きる私たちが、そのまま実装するには
時間と精神的余裕が必要になる。

一方、菜根譚は違う。

老荘思想のしなやかさと、
儒教の現実的な処世術が、
絶妙なバランスで混ざり合っている。

言い換えればこれは、
「理想を失わず、泥臭い現実社会をどう生き抜くか」
そのための実戦データ集だ。


外資・投資の世界で、私が立ち戻った一冊

外資系という競争社会で。
波乱の投資市場の中で。

自分を見失いそうになるたび、
私はこの本に立ち戻ってきた。

すると、不思議なことに
「何を足すべきか」ではなく、
**「何を手放すべきか」**が、自然と見えてくる。


結び|迷いの正体は「選択肢の多さ」ではない

迷いが多いのは、選択肢が多すぎるからではない。
自分の中に、削ぎ落とす基準がないからだ。

2026年、
あなたも「水のようにしなやかで、しかし折れない強さ」を
手に入れてみないだろうか。

このブログ『玄水』では、
私が35年かけて積み上げてきた実戦データから導いた
静かな生存戦略を、これからも共有していく。

共に、
静かに、そして力強く生き抜こう。

玄水


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